今年もあっという間に年末を迎えました。
振り返ると、1年は長いようで短く、
色々なことがあったと感じる方も多いのではないでしょうか。
普段は目の前の仕事や生活に追われ、
立ち止まって考える時間を取るのが難しいものです。
年末年始は、数少ない「少しだけ立ち止まれる時間」でもあります。
当たり前が、当たり前でなくなること。日々の生活や仕事は、
「何事もなく過ぎること」を前提に成り立っています。
しかしニュースを見ていると、
突然の事故
予期しない病気
思いがけない自然災害
ある日を境に変わってしまう環境
こうした出来事が、特別な人だけでなく、
ごく身近なところにも起こり得ることを改めて感じさせられます。
これは不安を煽る話ではなく、
今ある日常が、実はとても貴重なものだということを
思い出させてくれる話だと思っています。
備えとは「心配すること」ではなく「安心すること」
「備える」という言葉は、どこか構えてしまう、
重たい印象を持たれがちです。
けれど本来の備えは、何かを心配し続けるためのものではなく、
心配しなくていい状態をつくることなのだと思います。
備えがあるからこそ、日常に集中でき、前向きに過ごせる。
そう考えると、備えは生活の裏方のような存在なのかもしれません。
来年も、穏やかな日常が続きますように











